今回は番外編です。
スタッフの高山があきる野市にある「100日荘」にお邪魔してきました。
ここは2023年7月オープンの一風変わった場所なのでご紹介させていただきます!
武蔵五日市駅からほど近く、檜原街道沿いの空家を改装したこの100日荘は、一歩踏み入れると昔懐かしい景色が広がります。
入ってすぐの土間は「誰でも自由に過ごせる場所」です。備え付けのゲームで遊んでもよし、本を読んでもよし、食事を持ち込んで食べてもよし、さらにはテーブルが卓球台になっているので、それで遊ぶ人も多いそうです^^(私も思わず熱中!)
土間の先は登録した人だけが利用できる空間で、1階には茶の間と台所、2階には文庫部屋とソファでくつろげるスッキリした和室があります。この日もこどもたちは2階でそれぞれの時間を過ごしていました。
また1階台所ではこどもたち向けの料理教室「十代仕込み部」も開催されます。
茶の間で炬燵に入ってお茶を飲みながらオーナーの末岡マリコさんやお客さんとお話していると、時間が経つのを忘れるくらいゆったりと過ごしてしまいました。
土間には『ICHIJOフリッジ』のコーナーがあります。
ここはいただいた寄付食品を必要な方につなぐ”まちのれいぞうこ”で、寄付する側もいただく側も登録制になっているとのこと。こういう温かい気持ちのつなげ方も本当に自然な感じでとても素敵です。
オープン日は毎週火曜日と金曜日の10~17時。年間約100日開いてるから「100日荘」だそうです。
十代のこどもたちが自由に過ごせる場所、もちろん十代に限らず地域の様々な方たちが素敵な土間での交流を楽しまれています。
いろんな人と人の接点が増えていく場所。いつも来るこどもも、偶然訪れた人も、たくさんの人と人の繋がる線がどんどん増えていくことで地域の結びつきも変わっていく。そんな場所でありたいと話す末岡さんは、すっかり地域に溶け込んで見えました。
いわゆるこどもの居場所というカテゴリーにとどまらない、なんとも素敵なサードプレイスでした^^