2月13日、白石町ゆうあい館にて8市町合同のイベントを開催しました。
対象となる武雄市、鹿島市、嬉野市、有田町、大町町、江北町、白石町、太良町で活動されているこどもの居場所に関わる方々と8市町の行政窓口担当者、社協や民生委員、議会などから約60名ほどのご参加をいただきました。
全国でこども食堂をはじめとするこどもの居場所づくりが急速に拡大する中、今年度こども家庭庁から「こどもの居場所づくりに関する指針」が提示され、今後は地方自治体のこども計画に位置づけられていきます。
私たちは特に昨年度から佐賀県内の各自治体との情報共有や連携を進めており、このタイミングで広域の情報共有会を企画したものです。
前半はこどもの居場所4団体と2市町の行政担当者から取り組み事例をご発表いただきました。
登壇された皆さんのお人柄がよく伝わる、素敵なプレゼンでした!
後半は少人数グループに分かれてのワークショップ。
まずは市町エリア毎に集まって、各地元の子育て環境についてディスカッション。同じ地域だからこそ言いやすいこともあり、みなさんの思いをたくさん共有いただけたと思います!
続いて「こどもの居場所に関わるみなさん」と「行政に関わるみなさん」でそれぞれまた少人数グループを形成してディスカッションしました。
居場所のみなさんからは「こどもたちの居場所になれているなと感じたエピソード」、そして行政のみなさんからは「自分たちが居場所のためにできること」というテーマでそれぞれお話していただき、短い時間でしたが市町を越えて様々なエピソードや情報が共有されました。
特に市町行政のみなさんは普段から連携する機会が少ないとのことで、他市町の取り組みは参考にしていただけたのではないかと思います。
このワークショップの様子は、当日お昼のNHKニュースでも放送されております。
ご参加いただきました皆さま、開催にご協力いただきました皆さまに感謝申し上げます。
また当企画は認定NPO全国こども食堂支援センター・むすびえが資金分配団体となっている休眠預金活用事業の一環で開催いたしました。遠方よりご参加いただきましたむすびえの遠藤さまと馬場さまにもお礼申し上げます。